君と1000年紡ぐ
甘くもなく、でも辛口でもない。
そんな物語を置いています。
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瓦礫の幽霊
瓦礫の幽霊は愛を知らない。
陽は、たくさんの破片に阻まれ、
夜は緑とオレンジの灯をまとった隣のバーは、
ここまでそれを届けてくれない。
汚いものを見るような目線を投げつけられた。
瓦礫の幽霊は愛を忘れてしまった。
「あった。あったわ」
人形のような愛らしいアーモンド形の目がこちらを見て、
にっこりと小さな手を差し出してきた。
「壁に焼きついてしまったルー。
連れて帰るわ。いつまでも一緒よ」
ああ、僕も君を待っていた。
足枷はとれ、小さな影を追うことができる。
瓦礫の幽霊はぜんぶ思い出した。
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HN:
史間
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女性
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編集
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物書きと妄想
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本館「史間ブログ」では小説を連載しています。
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