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君と1000年紡ぐ

甘くもなく、でも辛口でもない。 そんな物語を置いています。
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アリストテレスの試作

男は貧しき者にパンを与えた。
貧しき者はよろこんで男の後をついて回った。

働かずともパンとワイン、
ときにみずみずしい果物が手に入った。

男の歩く道に列ができた。
人々は「この者は、まさか聖人ではないか」と目を凝らし、
とうとうその行為の瞬間を見とめ、
これはいよいよ本物だと騒いだ。

男の後には物乞いが、
そのさらに後を信望者がついて回った。
男の財産は底が見えていたが、
信望者からの恵みを物乞いに与え、
列を乱すことを避けた。

やがて、列を見て激しく嫉妬するものが出た。
国でもっとも栄える商家の主だった。
主は隙あれば政に力をもたらしたいと思っていたので、
男への羨望は止んで止まないものだった。

主は男へこう言った。
「あなたの恵みの泉を、どうぞ私に預けてください。
私の財力を頼ってください。
あなたの列は、決して乱しません」
男は二言返事で受け入れた。

主は心強い後ろ盾を得て望みを叶え、
男は自分が築き上げたものを何一つ失いはしなかった。
世の不作と圧力により物は不足したが、
男は満たされていた。

ある時、
召使のようになっていた最初の物乞いが、
男の食卓に焼きたてのパンを並べた。
男はそれを口にした。

激しい嘔吐と下痢を繰り返し、
男が死んだのは間もなくだった。
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周りを見ようか
こんにちは、蘭夜雫です

いつもは読むだけなのですが、
でも、今日のは我が身を省みると言うことで
「自分のことだけ考えちゃ、ダメだよ」と、受け止めました。
ありがとうございます。

それでは、また。
kayana 2008/09/02(Tue)13:00:01 編集
蘭夜雫様♪
おお!コメント有難うございます!
読んでいただいているのですね。嬉しいです。
もっとちゃんと更新しよう←
ここは本館と違い、「怒」や「哀」などを表現しています。
よく色んな事象に憤慨したり、思想的なことを書いている方を見かけますが、
同じことをしても仕方がないと(何で?)
そーゆー気持ちをぎゅうぎゅうしてひねって作品にしていたりします。
ひねれていないという話も(おい

もちろん展示会に出した作品もあります^^

省みる。
そんな機会に使っていただけて恐縮です!
何があったのですか……(心配)

アリストテレスをご存知の方は、
ああ~このことについて書いてるのかな、と思っていただけるのかと。
実際はあんまし関係ないです。
ならなぜあんなタイトルに。
自分で自分が謎です(汗
史間 URL 2008/09/04(Thu)06:56:14 編集
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物書きと妄想
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本館「史間ブログ」では小説を連載しています。
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